賽の瓦版

考えをまとめたりする雑記

夢か現か

昔々、まだ小学生の頃、家族でスーパー銭湯に向かうときだったか帰るときだったか、車の中から見た景色のお話。

 

夕焼け色の空の中、地平線に沈む様な構図、木星のような星がとても大きく見えたのを覚えている。

街並みを見下ろす景色と堂々とした星はとても魅力的で車内にいる誰とも話をせずに見とれてしまうほどだった。

夢だったのでは?と問われたら、そうだったのかもしれないと思うくらいに幻想的な景色だった。

 

このときのことを思い出す度に2000年代に木星(とか)の大接近があったのだろうかと検索をかけてみたりもするがそれらしい情報に出会ったことはない。

そもそも情報量が少なすぎるので検索も難しいのだが。

 

果たしてあれは偶発的な天体ショーだったのか

夢だったのか、空想の末の心象風景なのか。

今も黄昏時に空を見つめては出ない答えを探してしまう。